おが備長炭の特徴
木材資源を高品質に有効活用
炭は太古から暖房や料理燃料として使われてきました。 遠赤による輻射熱量も多く、温度変化が少なく安定したコクのある味に仕上がります。輻射熱の作用で素材本来の味が引き立ちさらに、うま味成分が増すことが実証されています。輻射熱効果によってお料理がサクサクと焼き上がり中はジューシーになります。 木炭の中には、樹木そのものを炭化した「木炭」と、おが屑・のこ屑と言われる粉状木材を圧縮成型し炭化した「おが炭」があります。
計画植樹植林された合法木材を有効活用
「おが炭」の元になる原料は、当社などの製材工場にて計画的に植林された原木を製材する時に出る、おが屑・のこ屑などの木質系資源です。これらを加熱・圧縮し、木材に含まれる天然のリグニン成分などで固めた棒状の成型薪をオガライトといいます。
オガライトを炭化した『おが炭』は、バイオマス(森林資源)を有効活用した、環境・人にやさしいく木炭です。
工業用の燃料としても利用
「おが炭」は、主に料理などの燃料として利用されていますが、火力が比較的安定しているため工業用(製鉄・鉄の焼き入れ、二硫化炭素の還元用など)また、農業・園芸・花卉用などの土壌の改良資材として、さらに近年、河川や工業用排水などの水質浄化などにも使用されています。
自然炭と比べて品質がムラなく均一化されており、しかも高品質です。
リサイクルやバイオマス(森林資源)が今、話題になっていますが「おが炭」は利用方法が炭と同じで有効な利用材として注目を集めています。
おが備長炭の分析・試験結果
| 測定項目 | 当社販売 国産おが炭 |
天然ウバメガシ 備長炭 |
中国産1級品 おが炭 |
中国産2級品 おが炭 |
バーベキュー用 マングローブ炭 |
| 水分 (質量%) |
4.4 | 8.9 | 7.4 | 6.5 | 5.7 |
| 灰分 (質量%) |
0.8 | 2.9 | 6.0 | 5.0 | 3.5 |
| 揮発分 (質量%) |
2.1 | 3.0 | 4.8 | 20.0 | 44.0 |
| 固定酸素 (質量%) |
92.7 | 94.0 | 81.0 | 65.5 | 51.0 |
| 総発熱量 (J/g) |
32330 | 29260 | 29220 | 27300 | ----- |
おが炭ができるまで
STEP1:製材時に出るおが屑を収集
国産おが炭の原料おが屑は計画的に植林植樹された合法木材から造られています。
国内の製材工場で木材を切った時に出る大量におが屑・おが粉を利用します。
STEP2:おが屑の選別・乾燥
一定の細かさのおが屑・おが粉だけを選別し、乾燥させます。
STEP3:オガライトの成型
乾燥したおが屑を加熱・圧縮し、木材に含まれる天然のリグニン成分などで固めた棒状の「成型薪」を生成します。この「成型薪」を「オガライト」といいます。
(オガライトは昔、焚物で薪の代用にされていました。)
化学成分は一切使用せず、木材のみで圧力をかけ成型します。
STEP4:窯入れ準備
窯に入れる什器に整然と積み重ねます。
STEP5:炭化
窯で焼き上げます。おが炭は、炭化温度が1000℃以上で均一に炭化します。そのため部分的な差がほとんどありません。炭化した灼熱のおが炭を窯の外に取り出し、蓋で密閉、消火・冷却します。
高温で焼かれることによって、遠赤外線を多量に含み、導電性も高く、ミネラル分も炭特有の”孔”と呼ばれる穴の中に多量に含みます。
STEP6:選別・箱詰め
ひとつひとつ丁寧に大きさの選別、箱詰めを行います。



